放課後等デイサービスで働くメリットとデメリット
現在放課後等デイサービスの事業者が増えてきております。それに伴い各事業所で職員の採用・募集を行うところも増えておりますが、実際に放課後等デイサービスで働きたいと考えているかたにとって働く上でどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
事前にどのようなメリットやデメリットがあるかを把握した上でどこで働くのがいいのか判断してみてはいかがでしょうか。
<メリット>
●保育士として働いていたかたはその知識・経験を生かすことができる。
放課後等デイサービスでは専門性の高い知識や経験を持っている職員が必要とされます。そこで保育士の資格を持っている人や保育士として働いていた経験があるかたは事業主とてしては是非採用したいと考えているところも多いと思います。
というのも保育士の資格を持っていると「自動発達支援管理責任者」の資格を取得することが可能になるからです。
また保育士として働いていた経験のあるかたは子供に合わせた学習や援助などができる人が多い為、その経験が十分に役立ちます。
●障害児童施設と比べて採用人数が多い。
放課後等デイサービスは一般的(公的)な障害児童施設と比べて教室の数が急速に増えてきており、その分採用数自体も大幅に増えております。
そのほかにも主に下記の様なメリットがあります。
●特別な資格がなくても働く事が可能。
●放課後等デイサービスに通う子供たちが増えてきているので、将来的なニーズが非常に高い。
●幼児~高校生までと幅広い年齢の子供に接する事ができる。
●事業所自体が比較的アットホームなところが多い。
●資格を保有していれば色々な面で活かすことが出来る。
<デメリット>
放課後等デイサービスで働く上で勿論いいことばかりではありません。実際に働いてから思っていたのと違った、こんな事聞いていないなどいう事がないように事前にどのような事があるのか紹介します。
●放課後等デイサービスは資格がなくても働く事が可能ですが、通学している子供たち障がいや支援方法などをしっかりと学ぶ必要があります。
●一般の子供が通う保育園施設などと比べると求人件数自体が少ない。
●資格がなくても働く事が出来る為、スタッフ間の知識や経験に大きな差がある。
●通学する子供たちの年齢の幅が広い(乳幼児~高校生)ため、それぞれの年齢に応じたケアや対応の仕方が必要になる。
●保育士の資格を保有している人(保育士として働いた経験がある人)でもその知識・経験だけでは全て網羅出来ないため、日頃から勉強する必要がある。
●事業所自体が少人数で運営しているところが多いため、人手不足に陥りがちになり、それなりの覚悟が必要になる。