発達障害の子どもを持つ親御さんの悩み④
■睡眠について
発達障害のある子どもの約半数が睡眠障害に陥っているというのをご存じでしょうか。
睡眠障害の主な症状としては夜なかなか寝ない、寝たとしてもちょっとした物音などで起きてしまう、一度目が覚めると眠るまでに時間がかかる、何度も起きてしまうなど様々です。
睡眠に関する問題を抱える子どもの数は一般の子どもと比べると約2倍もあるという調査結果も出ております。これには睡眠障害が発現しているしていることの裏付けにもなるでしょう。
睡眠障害が長い期間続くことで生活習慣に悪影響が出ることも避けられません。子どもにとっての睡眠は脳の発育に大きな影響を与えるので、親としては出来るだけ改善したいものです。
そんな睡眠障害を抱える子どもを寝かしつけるにはではどうすればいいのかでしょうか。
下記を参考にしてください。
■体内のリズムを整える
子どもによくあるのが、体内のリズムが崩れて寝て欲しい時間に寝てくれないということです。その為に体内のリズムを適正なリズムに戻すことが必要です。
例えば朝決まった時間に起こし、太陽の光を浴びさせ、3食きちんと同じような時間に食べさせてあげることや、お風呂も決まった時間に入れてあげる事できちんと眠ってくれるようになります。
■安眠できる環境の整備
安眠できる環境というのは人それぞれですが、例えばカーテンを遮光のものにする、寝室の電気も淡い明かりにする、朝の光を浴びやすいように窓側にベッドを置くなどです。
またテレビやおもちゃなど眠りの妨げになるようなものはおかないようにしましょう。